そのため、男女問わず、心も体も冷えている人が増えている。
人間は緊張やストレスを感じると、血管が収縮して体温が下がり
リンパ球が減ります。
さらに、長時間の緊張や強いストレスにさらされると、
体温は元に戻りにくくなるそうです。
成人が免疫力を保って健康で暮らすには、36・5〜37度の
体温が必要であることはあなたも理解していると思います。
しかし、現代は平熱が35度台の人が少なくなく、
うつ、がん、不妊などの病気の人は34度台しかないという。
こういう背景があってか、この冬には「体を温める」
商品のヒットが相次いだのです。
たとえば、ユニクロの保温肌着「ヒートテック」は4700枚
を売り上げたという。
そして、「体温を上げる」「からだを温める」「体温を上げると
健康になる」などのタイトルの本が書店にたくさん並んで
いたのです。
食品では、紅茶にショウガ、味噌汁にショウガ、のど飴に
ショウガ、ココアにショウガといったショウガのオンパレード
だったのです。
ショウガは確かに冷えの解消に効果がありますが、
それだけでは限界があります。
冷えの専門医よると、体を温め、食生活を見直し、体を
動かして筋肉をつけるなど、体全体を改善しなければいけない
と指摘しております。
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