2009年11月22日

こも巻きは冬の風物詩

毎年この時期になると、「こも巻き」といって松の幹に藁(わら)を
巻きます。

こも巻きは、江戸時代から大名庭園で行われてきたとされる害虫駆除
法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する為のものです。

マツカレハの幼虫は、冬になると地上に降りて枯れ葉の中などで越冬
する習性を持ちます。

この習性を利用して、11月頃にマツやヒマラヤスギの幹の地上2mほ
どの高さに、藁でできた「こも」を巻きつけます。

そして、春先に「こも巻き」の中で越冬したマツカレハの幼虫を
「こも巻き」ともども焼却してしまうという簡単な方法です。

012a.jpg

最近の研究では、「こも巻き」についての問題点が指摘されています。

研究によると、こも巻きに越冬しているのは害虫であるマツカレハは
少なく、益虫であるヤニサシガメなどが大多数であるという。

このため、害虫駆除の効果はほとんど無くむしろ逆効果であるらしい。

近年、皇居や京都御苑では、すでに20年以上前から「こも巻き」を
施していないそうです。

011a.jpg

この松並木は小倉の到津(いとうず)から戸畑の渡し場までを結んで
いる県道です。

この県道沿いには学校が多く、小倉北区到津の九州栄養福祉大学・
小倉西高校・小倉工業高校・西南女学院大学、戸畑の明治学園・
国立九州工業大学・戸畑高校・ひびき高校などがあります。

013a.jpg

このような松並木の街路樹は珍しく、元々松林があってその後に
道路がつくられたと思われます。

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posted by porigucci at 12:35| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 四季だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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