2009年07月12日

n3油について知っていますか

油というと、健康やダイエットの大敵という

イメージが強いですね。

しかし、油は体内で重要な役割を果たしており、

正しく適量を摂取すれば、体調や体質の改善に役立つと

いわれています。

逆に油のとり過ぎは肥満や生活習慣病を引き起こすため、

できるだけ摂らないほうがいいと思っている人がいます。

しかし本来、油は健康の維持に欠かせない栄養素で、

体内で生理活性物質を作るほか、細胞膜の原料になり、

細胞の中と外の栄養素のやり取りをスムーズにして

代謝を良くしてくれます。

こうした油本来の働きを高めるには、

体内にある油の種類のバランスがとれていることが大切です。

そのためには、「とり過ぎ」を防ぐだけではなく、

とり方そのものにも気をつける必要があります。

実は、油は単一成分ではなく、

n3油・n6油・オレイン酸・飽和脂肪酸など

大きく4つの脂肪酸の集合体です。

油の種類によって、この4つの割合がそれぞれ異なります。

特に意識したいのが「n6油」と「n3油」の摂取バランスです。

n6油はいため物や揚げ物などの加熱調理に使われるゴマ油や

コーン油といった多くの植物性油の主成分である。

n3油はサンマやサバといった青魚に多く含まれています。

どちらも人間の体内では合成できず、

必ず食事で摂取しなければならない必須脂肪酸である。

しかし、「n6油」と「n3油」は細胞膜の同じ場所を奪い合う

性質があります。

片方を多くとり過ぎると、もう片方が追い出されて、

バランスを崩してしまいます。

n6油とn3油は、4対1のバランスで摂るのがいいとされています。

魚を食べずに、肉などの脂っこいものを多く食べる人は

バランスが最大で7対1になっているケースもあるようです。

現代人の多くは、n6油が過剰で、n3油が不足しがちである

といわれています。

このため、n6油を減らすには、調理に使う油の見直しから

始めなければなりません。

n6油が豊富な油を使い過ぎないように注意し、オレイン酸が

豊富なオリーブ油などを用いることをおすすめします。

また、外食で使われている油の多くはn6油なので、

外食は油の少ない和定食を選んだほうが良いでしょう。

そして、n3油を増やすには、

ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)を

豊富に含むサンマやサバなどの青魚を積極的に食べることです。

また、αリノレン酸が豊富なロースト亜麻仁をゴマ代わりに使う

のもおすすめします。

亜麻仁とは亜麻という植物の種のことで、クセがなく

どんな料理にも合わせやすいのです。

さらに、この亜麻仁から作られた亜麻仁油やエゴマの種子から

作られたエゴマ油を調理用油に使う手もあります。

どちらもn3系が豊富な調理用油ですが、酸化しやすく

加熱調理には向かないので、ドレッシングに加えるなど、

加熱せずにそのまま用いるといいようです。

ちなみに、n3系には他の脂肪酸よりも優先的に燃焼されやすく、

皮下脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。

つまり、n3系を増やすことは太りにくい体を手に入れる

ことになります。

n6系とn3系のバランスを意識した食生活を数年間続けると、

必ず体調や体質が変わるのを実感できるといわれており、

ぜひ、実行してみてください。



posted by porigucci at 22:02| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・美容 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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