雑木林の入り口と中庭が素晴らしい旅館である。
自然のままに雑草が生い茂っているだけの中庭ですが、
いやはや計算し尽くされた美しさがあります。

私はコーヒーをゆっくり飲みながら庭を眺めるのが好きである。
以前、併設の山里料理「葡萄屋」のお昼の食事に「雲弁当」
というメニューがありました。
おにぎりと鮎の塩焼き、サラダ、吸い物、漬物など・・・
とデザート付で2000円位であったと思う。
この時の銀しゃりのおにぎりがものすごく美味しかったことを
今でも忘れることができません。
同席していた当時小学生の次女も美味しいと頷いていました。
別棟の瓦葺きの宿泊者専用の休憩室は
レンガ造りの暖炉があって、読書や音楽鑑賞などができる
落ち着いた雰囲気の日本家屋である。
もちろんこの日本家屋は雑草の茂った中庭に面しており、
玉の湯の顔といっても過言ではありません。
他にもC・W・ニコルズさんの名前を冠した
お洒落な「ニコルズ・バー」や「ティールーム・ニコル」があります。
玉の湯の近況が知りたいお方は玉の湯ブログをご覧ください。

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