街の情報誌でサードプレイスという聞きなれない言葉
を見つけました。
あなたはご存知でしたか?
都市に生きる人間にとって3つの居場所が必要だということを。
1番目の場所(ファーストプレイス)は「家」、
2番目の場所(セカンドプレイス)は「職場(学校)」である。
そしてこのふたつを結ぶ中間地点が3番目の場所サードプレイス
である。
サードプレイスという言葉は、さほど新しいものではなく、
アメリカの社会学者レイ・オールデンバーグが、1989年に
著書「The Great Good Place」で、「人間が心のよりどころ
とし、集う場所をサードプレイス(第3の場所)と名付け、
社会がより豊かに機能するために必要である」と提唱した
概念である。
この概念にあてはまる場所とは、映画やニュースなどで見かける
パリのカフェや、イギリスのパブ、ドイツのビアガーデンが
代表的であると説明されており、なるほどと理解できました。
これらの場所(サードプレイス)は都市文化が育まれ
街のイメージとして定着しています。
ということは、福岡県の博多(福岡市)にある屋台も
サードプレイスの代表ではないでしょうか。
あなたがよく利用しているスターバックスも事業コンセプト
として採用していますよ。
情報誌のアンケート結果によると、「サードプレイス」という
言葉を知っていた人は案外と少なくわずか2割である。
ただ、自分にとっての第3の場所があるかどうかについては
7割以上の人が「ある」、今後サードプレイスにしたい場所が
あるかについても、65%が「ある」と答えている。
サードプレイスという言葉を知らなくても、多くの人が
生活するうえで欠かせない家(ファーストプレイス)、
職場・学校(セカンドプレイス)に次ぐ、自分の居場所を
持っており、また求めていることがアンケート結果から
読みとることができます。
では、どうして多くの人がサードプレイスを求めている
のかというと、気分転換、くつろぎたい、元気になりたい、
刺激がほしい、誰かと交流したい、ひとりになりたいという
目的があるようです。
場所としては、お気に入りのカフェ、近くの温泉、美術館、
マッサージや岩盤浴、空港の送迎デッキ、会社の近くのバー、
ライブなどが挙げられていました。
因みに、私のお気に入りサードプレイスは
小倉の「ホテルニュータガワ」である。
http://www.hotel-newtagawa.co.jpすばらしい日本庭園を眺めながらコーヒーなどを飲めるなんて
ほんとうに最高であり、元気がでますよ。
このホテルニュータガワは読売巨人軍が小倉に来た時の
宿舎であり、長嶋茂雄や王貞治も宿泊した老舗ホテルです。
あなたも、たぶんお気に入りのサードプレイスを
お持ちだと思います。
一体、どのような場所でしょうか。
お持ちでなければ、これから素敵なサードプレイスを
探してみて下さい。
参考 情報誌「アヴァンティ北九州」2009/3
posted by porigucci at 23:52| 福岡 ☁|
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