2008年05月13日

小説「蟹工船」が話題になっている

最近、プロレタリア文学を代表する小林多喜二(1903〜1933)の蟹工船(かにこうせん)が若者を中心に読まれているという。

新潮社によると、古典としては異例の2万7000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れているという。

小説の内容は、オホーツク海でカニをとり、缶詰に加工する蟹工船を舞台に、非人間的な労働を強いられる人々の暗たんたる生活と闘争をリアルに描かれている。

この小説が読まれる背景には、「ワーキングプア」が社会問題となっている現状において、平成の若者が経済格差を嘆き共感しているのではないかと分析している。

小林多喜二は、作品中の特別高等警察による拷問の描写が特高の憤激を買い、後年、築地警察署内において激しい拷問により全身を殴打され、獄中死している。

30才という若さで亡くなっているのです。

注釈  プロレタリア - 【proletariat】自らの労働力をブルジョアに売って生計を立てる者。
posted by porigucci at 00:00| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする