

今日の雨で桜がひらひらと散りはじめた。
桜は本当に、はかない花である。
散りゆく桜といえば忠臣蔵で有名な、
風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん
という時世を詠んで切腹した浅野内匠頭を思い出します。
この時世は私の父が好きで、縁側の白い漆喰の壁にこの歌を
墨で書いていたことを子供ながらに記憶しています。
木蓮(もくれん)も辛夷(こぶし)も花びらを落としている。
同時に柳やけやきが、新緑の芽を吹いている今日この頃です。
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